社伝によれば寿永年間安徳帝の一行に警護役としてこの地に随行してきた常陸国筑波城主佐藤清巖が、遠州秋葉山から御祭神(秋葉様)を岩屋(現岩屋神社裏)の岩窟に勧請したのが当神社のはじまりです。秋葉様はその後法泉寺番所役市川家と遷り祀られてきました。秋葉祭りは3日間に亘って行われます。初日(2月9日)に御神体を岩屋神社に、二日目(2月10日)の深夜に市川家にと神幸された御神体を、三日目(2月11日)に市川家から秋葉神社に一日かけて環御します。三日目の還御の際に、華麗な練りが行われます。秋葉神社の祭神は火産大神(ホブスナノミコト)という火の神様で、女性の神様。火防や災難避けの信仰があります。秋葉祭りは高知県保護無形民俗文化財にも指定されています。
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