高知城歴史博物館 地域展仁淀川 「椿山―焼畑に生きる―」

高知城歴史博物館で開催中の
地域展 仁淀川~流域の歴史と文化~
に行ってきました

昨日8月8日は山の日ということもあり

山に因んだテーマの関連イベントを企画されたそうです

「椿山(つばやま)―焼畑に生きる―」

以前、民族文化映像研究所のSNSで初めてこの映画のことを知り
観る機会が来ることを待ちわびておりました

(2017年10月の投稿)

 

ネットで色々調べてみたものの県内での上映はなかなか無く

欲しい資料も今となっては手に入らないものばかりでした

たまたま見つけた撮影当時の記事

 

観覧券は応募者多数の為、抽選で8月の初めに当選のハガキが届きました

 

14時 間もなく上映です

映画の中では

標高700m 山の急傾斜地に石積みを重ねた集落椿山の

四季を通して脈々と受け継がれ行われる行事とともに

椿山で生き生きと暮らす人々を映像におさめていました

 

山に祈りを捧げながら火を入れる姿

種をまく姿

無心に斜面にへばりつくように農作業、草取りをされる姿

収穫から脱穀 それが食べられるようになるまでの過程

全てのシーンに出てくる方々の真摯な姿に胸を打たれると共に頭が下がる思いです

 

焼畑の手法やそこで栽培される

アワ ヒエ キビ(トウモロコシ) ソバ ムギ ダイズ アズキ イモ

急斜面な為、お米を作ることが出来なかった椿山ですが、

数多くの品種の農作物を栽培していたようです

それに、どの家でも備蓄用の蔵があり、藁俵が幾つも積み重ねられていました

「食べることに苦労した記憶がない」という言葉にも頭が下がる

食料がたっぷりあっても焼畑を続けることは生活を続けることなのです

 

そして、地域の結束を図る様々な行事

虫送り 太鼓踊り 先祖供養 ・・・

今では住む人は一人ですが、行事のある時には椿山に縁のある方々を集って続けられています

 

映画終了後

最後の方のシーンで1歳のお子さんのお祝いの宴会の様子が映し出されており

その家に住まわれていた方である写真の中ほどの女性の方(申し訳ございません。お名前を控えそびれてしまいました)が

当時食べていたお餅やご飯を持ってきてくださっていました

皆さん 感染対策をしながら試食させていただきました

 

会場には映画のシナリオの展示と「焼畑のむら」

この本が喉から手が出るほど欲しかった本です!

 

地域展 仁淀川の会期は9月5日まで。

展示室内は写真撮影ができませんが、ここは大丈夫

秋葉まつりの花形 鳥毛踊りで使う鳥毛を実際に持ち上げてみることができますので是非チャレンジしてみてください

 

小野

 

 

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