久しぶりにカラっと晴れた気持ちいい朝
寺村より少し上の集落「岩戸」にある尾崎製紙所に到着
今日は楮蒸しの作業をすると聞いていました
早くも朝から剥かれた楮の皮が天日干しされています
どことなく甘い香りが漂っています
楮を蒸すとことでこの香りが広がります
大きな大きな樽の中で楮を蒸す作業
火加減がとても大切
そして蒸し具合の見極めがとても難しいそうです
火を見ているのが尾崎製紙所4代目の片岡あかりさんのご主人の久直さん
「お義父さんは煙を見ただけで蒸せてるか分かる」
とおっしゃっていました
こちらが皮が剥がれた楮
こちらは蒸される前の楮
お忙しいところにお邪魔してしまい、早々に退散しようと思っていたのですが
尾崎製紙所アンテナショップへも案内していただきました
ドアには楮の皮を使ったクリスマスツリーが飾られていました
ドアの内側には はりこ工房 葉紙屋さんの来年の干支の可愛いイノシシのカレンダー
あかりさんの繋がりのある作家さん達の商品や作品が並んでいます
こちらは仁淀川町のトレトレさんの「によどヒノキウォーター」
もちろん尾崎製紙所さんの和紙を購入することもできます
こんな和紙の熨斗紙 ステキです
吹き抜けの空間の２階部分
上がらせていただくことに
階段の飾り棚にはあかりさんの大好きなフクロウがいっぱい
子供の頃 こういう屋根裏部屋に憧れたものです
キッズスペースでお子さまが遊べる空間になっています
帰りに自分も和紙で何か作りたいなと思い
あかりさんに言うとその場で切っていただけました
「ここはちょっと」と言って状態の良いところを切っていくあかりさん
一枚の和紙の中でも綺麗なところしか使わない
流石 すごいなとここでも実感しました
お忙しい中 ご案内いただいてありがとうございました
これからのご活躍をお祈り申し上げます
頑張って(●≧ω≦)9
Noriko ono wrote
