秋葉神社は、火産霊命(ほぶすなのみこと)を祀り防火の信仰がある。
平家の落武者佐藤清岩が遠州秋葉山から勧請して岩屋で祀り、次に法泉寺、関所番市川家で祀った後寛政六年(1794)ご祭神が市川家から現在の秋葉神社にご遷座の際、毎年、ゆかりのある岩屋神社、市川家、法泉寺、中越家にご神幸を決定しました。
本来、旧暦の1月18日が御祭神日でしたが現在は2月11日(建国記念日)が秋葉祭りです。神輿つき役者70人、本村、霧之窪、沢渡の三集落からホラ貝を響かせて集まってきた役者84人、役員その他で総勢200人になります。この中には祭りの花形鳥毛ひねりや、中太刀、小太刀その他のはなやかないでたちの若者がいます。それらが先払いの鼻高面を先頭に、笛、太鼓、鉦の囃子で3キロの山径を早朝から夕方にかけてっゆっくりと練り歩く土佐三大祭りの一つです。
Akiba Festivals
The most popular festival held in Niyodogawacho is the Akibamatsuri, held annually on February 11. A day long procession up a hillside to the Akiba temple, it features elaborate costumes, a highly choreographed march and focuses on the tossing of long wooden poles topped with the tail feathers of Onagadori, the famous long tailed roosters of Kōchi Prefecture. Often designated as one of the three major festivals in the Kōchi festival calendar, it is the one occasion where many former residents of the town return to participate, particularly important for a small town ravaged by depopulation. [I cited Wikipedia]
2023年の「秋葉まつり」斎行について皆様へのお願い
通常開催を前提として、新型コロナ対策をしっかり取るべく準備を進めております。
新型コロナ禍の一昨年、昨年と規模を縮小して神事のみ執り行い奉納行事は中止しました。
しかし、本年の奉納行事を中止すると次世代への継承に大きく影響すると考えております。
例えば、太刀踊りや鳴り物(お囃子)を担ってくれる児童生徒は秋葉まつりの里・別枝地域には一人もおりません。仁淀川町全部の小中学校にお願いしています。
また、町外から縁(えにし)のある子どもさんに参加してもらっております。
いつもなら、1年生から踊り子役に就いて2年生3年生・・・中学生と順番に役柄が出世していきます。
ところが、2年間奉納行事を中止したので今年のお祭りでは1年生から3年生までみんな新人です。
経験者も2年休むと踊りの形を相当忘れており、神社、奉納組、保存会が密接に連携して知恵を出し合い、汗をかいて対応してゆきます。
それに、通常開催を前提と申しましても、基本的な新型コロナ対策はもとより、お祭りに付き物のお神酒や酒食のお接待は一切ありません。縁(えにし)のお庭や拝殿・社務所でも全て自粛します。
また、現状では地域以外の見学者の皆さまに「待ちゆうで、見に来てや」とは言えず、「密になるので2月11日の見学は控えちょって」と、心ならずも言わざるを得ません。
苦渋の判断ですが、今年の秋葉まつりをしっかり完結させることによってこの危機を乗り越えなければと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
【問合せ先】
秋葉神社祭礼練り保存会 片岡 和彦 携帯080-3138-7976
年明け早々の週末から子ども達が本村、霧之窪、沢渡の三集落のそれぞれの練習場に集合し“練(な)らし”が始まる
秋葉神社のすぐそばの広場では霧之窪組
その下の法泉寺では本村組
そして、沢渡組は地区の集会所の広場で練らし
貼り付けが上手くいかなかったのでリンク先の動画をご覧下さいm(_ _ )m
おススメお宿
3つの地区の集会場では秋葉まつりに使う道具を作ったり、衣装の準備をしたり
子ども達が練らしで頑張っている時に、大人達は皆で集まっての作業が続きます
黒く艶やかな羽
これは東天紅の羽です
“東天紅鶏
秋葉まつりの花形 鳥毛ひねりで使う鳥毛のカブトと呼ばれるてっぺんの部分に付けていきます
大変な準備のひとつの「サイハラ」作り
細かな紙の細工を手作業で作っていきます
お祭り当日は盛り上げ役の油売りが売ってまわるお守りです
時間をかけて一つ一つ一生懸命作ったお守りです
是非お買い求めいただけると嬉しいです
おススメお食事スポット
秋葉まつりは2月11日ですが
9日から秋葉神社よりご神体は神官に抱かれご出発
二百有余年の由来をなぞるように年に一度の旅にでます
最初に奉祀された岩屋神社でまず一泊
翌日は市川家でもう一夜を過ごされ、ゆかりの地をめぐり、三日目の2月11日にはいよいよ秋葉神社へご還幸
写真集 土佐秋葉まつり練り より
岩屋神社 午前8時前
鼻高がやってきた
本村、霧之窪、沢渡の三集落からここへ来る練りの役者達を待ち構えている
岩屋神社の境内や裏の囲炉裏周辺では神職や神輿の担ぎ手たちの身支度が行われます
8:30
ほら貝の音が次第に近づいてくる
岩屋川対岸に沢渡組の行列がやってきました
本村組
続いて霧之窪組が到着
3つの組が順番に岩屋神社前で奉納
このあと一行は岩屋神社にほど近い枝垂桜で有名な市川家のお庭入り(練り込み)
一足先に油売りが市川家に向かいます
先に集まっているお客様を飽きさせないように
コミカルな動きや高い声で会場を盛り上げます
9:36
ご神体に乗っていただく神輿が到着
続々とお庭に入っていきます
市川家よりお神酒が振舞われます
「秋葉の時が一番ひやい」
そう言われるとおり雪が舞う中の奉納です
市川家を出た行列は別枝中学校跡地休憩所に向かいます
次の大石家前の奉納の前に大型バス駐車場の周辺に売店に寄っていただくのもおススメです
11:30
大石家前での鳥毛
狭い道で長い鳥毛を投げ合う姿は圧巻です
12:40 宝泉寺
13:00
見事な枝垂桜で有名な中越家に練りの一行が向かいます
中越家のお庭入りを終え秋葉神社へ
中越家前の細い道で鳥毛が舞います
15時前 秋葉神社で練りの到着を待つお客様の前でおどける油売りの
足元もかなり濡れています
14:56 神輿が秋葉神社に到着
神社にはコロシアムのような観覧スペースがあり
ここで3組の練りが鳥毛ひねりや子ども達の太刀踊りが奉納されます
秋葉神社に神輿を入れ込みご神体が戻られたらお祭りは終わります
これがなかなか戻してくれない
何度もキョーサッキョーサッの掛け声で大きく神輿を揺らしながら神社に入ろうとしては役員や輿守に引き返されます
二度三度(この時はもっとでした)繰り返していくうちに役員・輿守が疲れてきて
ようやく神輿が拝殿中央に収まり秋葉まつりが終わります
仁淀川町が賑わう真冬のお祭り
平成最後の年も無事行われますように
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1月11日の月並み祭(秋葉神社では毎月11日に神事が行われます)でご祈祷を受けた有難い秋葉神社の缶バッジができました
絵柄は4種類
秋葉神社で2月11日に2個1組で限定100セット販売されます
土佐の三大祭秋葉まつり」には例年1万人以上ものお客様が観光や参拝に訪れます
しかしここ数年、練りが終わると参拝せずに、すぐ帰られるお客様も多いと氏子さん達は言います
そこで、少しでも神様のご加護を多くの人に頂けるようにと想いをこめて作られました
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22 | 金 | |
23 | 土 | 【土佐の豊穣祭2023】【モニターツアー】秋の鳥形山森林植物公園 |
24 | 日 | |
25 | 月 | |
26 | 火 | |
27 | 水 | |
28 | 木 | |
29 | 金 | |
30 | 土 | 【仁淀川 神楽と鮎と鮭に酔う】 |
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