群生林や高山植物を保護
高山植物の宝庫であり、四国屈指の名山といわれた鳥形山は昭和46年から日鉄鉱業株式会社により、石灰原石の開発が進められ、仁淀川町の地場産業の発展に寄与しています。
自生するヒメシャラやブナ、アケボノ、ヒカゲなどのツツジ類やヤマシャクヤク、シャクナゲなどの群生林や高山植物を保護するために、平成5年には「鳥形山展望台」ともに遊歩道が整備され、その後周辺の整備を進め「鳥形山森林植物公園」ができました。
南には太平洋を一望。北に中津山(1,541m)、南に不入山(1,336m)を控え、東北には四国山地の山々を遮る物なく見ることができます。