佐婆為神社冬の祭礼平家の落人伝説が息づく山里の伝統行事

スポット情報

谷あいの道を行く花嫁行列

谷山地区の谷山谷近くにある佐婆為(さばえ)神社は谷山地区の氏神で、明治元年までは佐倍神と言われていました。
境内の入口には斜めになった3.4mの榎、拝殿のすぐ前には回り4.4mの椋など境内にはうっそうと茂っている

ハライ竹を持った先払いの鼻高面、酒だると神を供える野菜を背負った面、衣装を入れる籠を持った面、婿、付き添いの「とぎ」と呼ばれる老婆の面が、花嫁の手を取り、谷山集会所から神社まで練り歩きます。

行列が神社に到着すると、拝殿で儀式が行われ、家内安全と五穀豊穣を祈ります。

儀式のあとは、四角い餅(御神穀)が配られ、皆で皿鉢料理を囲んで祭礼行事が締めくくられます。


~由来~
文治のその昔、平家の落人が、この地に落ち延びて、白柄の大太刀を鋤にかえ、黄金の太刀を鎌にかえて、一切を捨て切って土への愛着を感じ、谷山開拓のため、あらゆる困苦欠乏に耐えて、ようやく集落をつくった。谷山には水にも恵まれ、土地も自然に肥沃であった。谷山谷の近くには水田を開いて、毎年秋には黄金の稲穂が打っていた。そんなことから食糧は豊富で、何の不自由もなく、村人は楽しい生活に明け暮れていた。
落人は西屋敷の立派な邸宅に住んで、はるか京をしのぶのだった。落人には気品も高い、それは美しいお姫様があった。姫は父母の深い愛情の中に育ったのである。
深山幽谷の谷山にも初夏は訪れた、太陽のさんさんと新緑に降り注ぎ、若葉に映えて、まぶしいほど光っていた。幼児の瞳のように澄み切った紺碧の大空には、一点の雲もなく、ホトトギスやカッコウが、鋭い声で、辺りの空気を震わせながら飛び交わしている五月晴れのある日のことだった。村人たちは田植えに余念がなかった。そのときだった。早乙女の田植え歌も、柔らかい涼風に流れてくる。早乙女の中に姫も交じっていた。在原業平ならぬ美男子の代かきの若者は、日ごろから姫に思いを寄せていた。陽も西山に傾き、田植えもめでたく終わった。そのとき、若者はふざけて、姫を追いかけた。姫は若者の追うままに、後ろを振り向き、振り向き、若者をからかいながら走った。村人はただ夢中になって声援を送り、辺りはさながら競技場のような大騒ぎであった。あれよ!あれよ!と、村人は手に汗を握って、興奮はいよいよ絶頂に達した。姫はとうとう岩石の頂上に達した。その瞬間だった。姫はあっという間に岩石から落ちてしまった。村人の今までの歓声も、どこへやら、あらしの後の静けさで、辺りは水を打ったように静まり返った。村人はただ呆然として声はなかった。ああ!無念、姫百合にもさも似た姫は、玉と砕けていった。村人は姫の無残な死を悼んで、その場にどっと泣き伏した。
父母は姫や村人の労をねぎらうための、酒盛りの準備も終わり、身を清めて、姫や村人を迎えようと、風呂に入っていた。その時の出来事で、姫の騒ぎを制することもできず、姫を死に追い込んだことを、父母はいたく、いつまでも悲しんでいた。
村人は姫の死を哀れみ、現地に祠を建てて、追善の供養を営んで、佐倍神として祭ったのが、谷山の佐婆為神社の起こりである。
このことから、今に田植の日には、風呂に入らない風習が残っている。姫の落ちた岩石は、佐婆為神社の本殿のすぐ裏、東にあって、高さ幅とも八メートルで、カド石である。

― 仁淀村史より ー

基本情報

  • 店舗名佐婆為神社 冬の祭礼
  • 住所高知県吾川郡仁淀川町川渡自7054至7055

  • TEL問合せ先
    仁淀川町観光協会
    0889-35-1333
  • 営業時間開催日時
    毎年11月3日
    12:00頃~13:00頃
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  • 11月3日 花嫁行列は佐婆為神社へ集会所の氏子が集まり、祭礼行事を準備する。
  • 6人の男飲ん面からなり、古いのぼりで作った陣羽織、立ちつけ袴、たすき姿。 行列の順序は、払いを持った先払いの鼻高面、しめ縄をかけ、目録を添えた酒樽、神に供える野菜を担った面と、付き添いの「とぎ」という老婆の面が、嫁の手を取り、衣装を入れた籠を背負った人足面えあは、氏子に守られながら粛々と行列が神社
  • 時折見せるコミカルな仕草風雅で荘厳な花嫁行列ですが
    時折見せるコミカルな仕草で会場の笑いを誘います

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