
国指定登録有形文化財 高知県最古の沈下橋
日本でも有数の多雨地帯である仁淀川流域には、大洪水による橋の流失を防ぐため、洪水時に水没することを前提として架けられた「沈下橋」が数多く残されています。 久喜橋は、県内最初のアーチ型沈下橋で、昭和10年に架橋。国の登録有形文化財となっています。久喜の橋は川幅こそ広くありませんが、深いグリーンの流れ、周囲の岩と一体化したシンプルなアーチが印象的。増水時には、水中にすっかり沈むことも。釣りびとのスポットでもあり、車も通る現役の生活道です。
国道33号を仁淀川町大崎から松山方面へ約2kmほどにあります。国道33号左側にある看板が目印です。