中津渓谷のシンボルともいえる雨竜の滝。多方向へ勢いよく吹き出す水は落差20m、その雄大な姿から「竜吐水」とも呼ばれています。その昔、この滝には容易に人は近づけず、まさに神秘の滝として言い伝えられてきました。
中津渓谷でも奥座敷にあるこの雨竜の滝は、左右両側に切り立った数十メートルの岩肌が視界に迫ってくる、迫力ある空間に位置しています。その岩肌の間に落ちる圧倒的な存在感の雨竜の滝。滝は一旦大きな滝つぼに落ち、そこからさらに下方へと流れていきます。上空を見上げるとしめ縄が渡され、何とも神秘的な光景が目の前に現れます。水しぶきの周りにできる虹が、光・水・空気の、自然の力によるものだという事を、すぐ近くで体感できます。
(※水量の多いときは水しぶきが舞っていますので足元にもお気をつけてご覧ください。)
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