
8月15日、お盆の宵に行われる火回し。地区の男衆が交替でロープの先に松明を付け、勢いよく振り回します。火の粉を上げて輪を描く炎に、浮き世を忘れるひととき。大師堂の道は藩政時代の街道で、明治までは茶屋もあるにぎやかな場所でした。現在は地域の方や旅人の憩いの場になっています。火回しの行われる場所からは遠くの山々や、下に広がる川渡地区の家々を眺めることができます。
大師堂への道は、川渡地区にある五所神社を右手に入り、道中にある「中宮・谷山」の看板を目印に。途中には道路沿いに滝が流れ落ちる癒しのスポットもあります。