1月29日の高知新聞で「高知商バウム 世界大会へ」の記事が出ておりましたが
この写真のお二人とその後を受け継ぐ生徒さん達のプレゼンテーションが聴けるとは!貴重な機会をいただきました
2月15日(土)17時から茶農家の店あすなろで壮行会が開かれました
高知商業高校のHPを拝見すると自分も以前から知っているラオスでの学校建設活動が令和元年度の外務大臣賞受賞の文字が飛び込んできました
1994年からの継続的な活動が評価されるのは高知県民にとって誇りに感じています
その上、今回の「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」世界大会出場
なんてスゴイ学校なんだろうと感じます
初めて目の前でこの活動に関わった生徒さん、卒業生、先生のお話を聴くことができました
「にっぽんの宝グランプリ」は国内の優れた食材や技術の海外発信を目指し、民間会社などが地方、全国、世界大会を開催
「グローカルバウム」は生産現場を巻き込み、地元旅館とのコラボなどの開発手法が高く評価され「その地を訪れることで体験、購入できる商品」部門でグランプリに輝きました
スクリーンの前に立つ卒業生の片岡くんは仁淀川町出身
仁淀川町の広報で成人式の写真が載っていたのですが、そこでも個性的なキャラクターが目に飛び込んできて印象的な方でした
在学中からグローカルバウムの開発に関わり、進学して高知を離れた今もことあるごとに帰高して活動を支援しているそうです
会場を温めた(?)ところで主役の生徒さんにバトンタッチ
活動を始めるのにまずどういう形で進めていくのか城西館と会合
製品化するのには厳しい現状を突き付けられました
やるからには「社会人レベル」で
これがきっと彼らに火をつけたキーワードだったんでしょう
高知県の特産品の中にはまだまだ知名度が低くみんなに知られていない物がある
希少価値が高く優れた素材を使ってバウムクーヘンを作ることになります
素材に選ばれたのが大豊町の特産品の「銀不老豆」
そして仁淀川町の「沢渡茶」
ビバ沢渡 高知商業 城西館 の3つがタッグを組んでの商品開発が始まったそうです
何度も何ども沢渡の茶畑へやってきて沢渡茶のことを学びました
完成したグローカルバウムを前回の「にっぽんの宝物JAPAN」に出展したところ
残念ながら厳しい評価に終わったそうです
まだ「社会人レベル」でないことを突き付けられたのです
そこでくじけないのが彼らの凄いところです
銀不老豆の生産者さんのところに何度も通い、豆を一緒に植え、沢渡茶の摘み取りにも通い、素材を知り、原価計算を綿密にし、
幕張メッセでの商談会へも行き「高知の宝物」をPRしました
その成果が今回の世界大会行きの切符につながったのです
高知商業高校の取り組む国際協力(グローバル)と地域貢献(ローカル)が一つになったグローカルバウムはこれから世界に飛び立ちます
FBにあげた下の動画は新型コロナウィルスの影響で延期になった世界大会に向けて練習してきたプレゼンテーションです
3年生の坂本さんと諏訪さんは高校生生活最後のプレゼンテーションでした(少々手ブレありm(_ _ )m)
さてさて、お楽しみのスペシャル御膳
心もお腹も満ち足りた幸せな時間でした
これからも高知商業高校の活動を応援してます
ガ ン o(`・ω・´)o バ レ
Ono wrote
茶農家の店 あすなろビバ沢渡直営店 沢渡茶とお茶のスイーツが味わえるカフェ
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