【仁淀川町の歴史】土居川の豪雨災害を記録した冊子が発刊されました

 

 

この度、 仁淀川の“緑と清流”を再生する会 より

土居川の豪雨災害~昭和50年8月の記憶~冊子が発行されました!

 

近年、温暖化の影響で想定を超える豪雨が増えてきていますが、仁淀川町においても過去に豪雨によって土居川が氾濫し、甚大な被害をもたらした災害がありました。

当時を知らない世代が増える中、忘れてはいけない災害・起こりうる災害として記憶にとどめその教訓を今後に活かしてほしいと2年前に企画され2024年2月に発刊となりました。

 

 

(以下 p.1はじめに 引用)

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はじめに

温暖化の影響で想定を超える豪雨が増えてきていますが、仁淀川町においても過去に台風による豪雨によって土居川が氾濫し、甚大な被害をもたらしました。あれから49年、当時を知らない世代が

増える中、忘れてはならない災害として、また、起こりうる災害として記憶にとどめ、その教訓を今後に活かしてほしいとの思いから2年前に企画しました。これを取り組むにあたりましては、仁淀川町写真アーカイブを編集された野澤文夫様、仁淀川町教育委員会には大変お世話になりました。また、貴重な写真を提供してくださった故 久保秀光様、快く証言をお引き受け下さった6名の皆様、誌面を借りてお礼申し上げます。

この災害では、増水が昼間であったため皆さん早めに避難されて人的被害は少なかったですが、残念ながら2名の方が亡くなられています。(1名は行方不明のまま)。証言で分かったのは、一度避難されていたのに、何かを取りに帰られて土石流で家ごと流されたということです。これを教訓として絶対に忘れてはならないことだと思います。

また、24時間雨量700mmという豪雨によって発生した土石流は2名の尊い命を家ごと押し流しただけでなく、土居川の河床を埋め尽くし、下流域でも浸水被害をもたらしました。これは山間部であればどこでも起こりうることです。近い将来の南海トラフ巨大地震の震源域にある高知県に置いて、揺れによる崖くずれ、山体崩壊、土石流の危険は能登半島地震の被害状況を見ても明らかです。土居川などの支流にとどまらず、本流仁淀川でも起こりうることであり、更にはダム湖の越流などの危険も予想されます。災害時に命を落とすことがないよう日頃から避難について考えておきたいものです。

この冊子がそのきっかけになれば幸いです。

 

2024年1月17日(阪神淡路大震災から29年目の日)

 

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この冊子は仁淀川町役場の総務課に30部ほど配布用として置いています。

ご覧になりたい、欲しい方は仁淀川町役場総務課にお受け取りにお越しくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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