仁淀川町は地形的にも急峻な山を縫うように道があり、家がある
傾斜地も多くて広い平地が少ない
そんな仁淀川町でバリアフリーな旅行が可能なのか?
昨日の夕方、高知県のおもてなし課の事業で担当者の方々が仁淀川アウトドアセンターに視察と事業の説明に来られていました
テーブルの上の目が光っているロボットはOliHimeです
「できる」を増やすことによって、
人間は未来に対してポジティブになれる。
オリィ研究所 HPより
このOriHimeの目を通して遠くに居る旅行に行きたくても行けない方の手元に端末を通して見ることができます
画面のコントローラーで顔の向きを変えることができ、手(羽?)も動かせます
現地のOriHimeのそばの端末を持つ人(例えば司会者)と音声やチャットで会話することもできる
双方向でやり取りできることで、まるで現地に居るような体験をすることができるそうです
そんなことが出来るなんて
スゴイ!!
このシステムを使って介護施設向け旅行サービス「旅介」で配信をしようという計画が進んでいます
OriHimeを操作するのは高知県の特別支援学校の子ども達
クリスタルカヤックに乗ったOriHimeを通じて仁淀ブルーを体感することができるのです
もう一つ驚かされたのが
このけん引式車椅子補助装置「JINRIKI」
悪路でも車いすの移動を楽にできる
車いすに簡単に取り付けができ、人はもちろんですが、災害時の物資の移動にも使える優れものです
取り付けは簡単
実際にアウトドアセンターから宮崎の河原に降りてみます
前輪を上げることで軽々と移動
JINRIKIだと砂利や砂地もなんのその!
ですが、やはり人の介助の力も大切です
バリアフリー化するために設備投資は難しいけど
バリアは人の力で回避できるというお話を聞き
目から鱗が落ちる思いでした
これから秋の放送に向けて打合せを重ねていきます
なお、無料配信の放送をご覧いただくには
介護施設向け旅行サービス「旅介」の登録が必要となります
詳しい内容が決まりましたら
また皆さまにお知らせいたします
小野
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