仁淀川町でタンポポ調査してみませんか?

 

みんな誰もが知っているタンポポ。
タンポポといっても、もともと日本に生息している「在来タンポポ」と外国からやってきた「外来タンポポ」があるのをご存知でしょうか?どこにどのタンポポが生息しているかによって昔ながらの自然が残っているなど地域の自然度がわかるみたいでとても興味深いです。

 

【タンポポ調査・2025高知県】
高知県では2009年より高知県立牧野植物園が事務局となり市民参加型のタンポポの環境調査を5年ごとに活動しています。今年及び来年は5年ごとに行われているタンポポ調査の実施年です。調査ボランティアを募集しています。

 

-調査説明会が仁淀川町で行われました‼-

 

自然にかこまれた仁淀川町ではもともと日本に生息している「在来タンポポ」がたくさんあるはず‼
しかし、把握されている数が少なくどこの地域にどのタンポポがあるのか情報がないのが現状です。
そこでタンポポ調査に協力していただいき、たくさんの情報が集まるよう牧野植物園の方とタンポポ調査に協力している信野さんに説明をしていただきました。

 

 

まずはタンポポについて勉強‼
タンポポの植物の特徴や在来種と外来種の違い、どういったところに咲いているのか教えていただきました。そして、調査の採取の仕方などを学びました。
質問コーナーでは、採取の時に気をつけることや調査して自然環境のどのようなことが分かるのか実際にタンポポを見てより詳しくお聞きすることができました。

⓵採取として気を付けること

・タンポポの種類を確認するためには花は必ず必要であること。

・花(頭花)を囲む緑の部分を「総苞(そうほう)」その一枚一枚を「総苞片(そうほうへん)」といいます。総苞片が反り返っているもの→「外来」反り返らないもの→「在来」と見分けるヒントになるのでお花を送るときは総苞片がわかるように茎から取ること。側部から見れるようにタンポポをティッシュに包み込んで送ることを学びました。

・「在来」と「外来」混ざった雑種タイプのタンポポも存在している。

⓶タンポポでわかる自然環境

・外国からやってきたタンポポは道路沿いや駐車場など開発された場所に多く生えている。

・町中・山地の道路沿いには外来タンポポが里山には在来タンポポが多く生えており森林にはタンポポ生えていない。

・5年毎の調査でタンポポの分布・種類の変化を見ることにより自然環境の変化、地球温暖化を調べる指標の一つになるのではないかと考えられている。

 

 

 

この説明会を聞いてからは、どこかにタンポポが咲いていないかお出かけしたときにキョロキョロとみてしまうようになりました(笑)

そして、町内の小学校・中学校でも説明会が行われました。

これからどのくらいのタンポポが集まるのか楽しみです!

 

 

 

だいぶ暖かくなってきましたので、

仁淀川町でお散歩がてらタンポポを探してみるのはいかがでしょうか?

調査用紙・やり方は仁淀川町観光協会にもありますのでぜひお立ち寄りいただきみんなでタンポポ調査をしていきましょう‼

 

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